山口進さんの図鑑 私のオオクワバイブル

子どもながらに目を皿のように読み込んだ図鑑を紹介します。
以前のここでも少し登場した図鑑です。

1989年発行 小学館の学習百科図鑑49 クワガタムシ

山口進さん著のこの図鑑、日本に生息するクワガタムシをご自身のフィールドワークや撮影、試行錯誤からの鋭い考察が記載されています。

このころはまだまだ、オオクワガタについての生体情報は今ほど解明されていませんので、第一人者でしょうか!?

雑木林などのフィールドワーク情報から始まって、
冒頭はやはりオオクワガタについて記載されています。自然のもとでのオオクワガタの
貴重なショットや幼虫から蛹、成虫に羽化するまでカラーの奇麗な写真が掲載されていて子どもながらに心躍った記憶があります。

そして巻末には日本産クワガタムシ撮影旅行記と
題された読み物があるのですが
これが生のフィールドワーク記で面白いです。
読み物としておすすめです。

当時はインターネットも何もない状況で
非常にワクワクする内容で何度も読み返しました。
そこには筆者が四苦八苦しながらもオオクワガタを発見するまでの体験が写真とともに記載されています。

クヌギのほらから大あごがのシルエットが現れた時の写真は白黒でしたが、何度見返した事でしょうか。

筆者はオオクワガタを飼育するにあたっていろんな発見をしています。
動物性の食べ物が必要だという事に気付き、ラード入りの元気スープと名付けたお手製のエサなども作っています。

今では高タンパクのゼリーなど当たり前ですが、当時としては黒砂糖を水で溶かしたものや果物を与えるというのが一般的でしたから。
それに比べて今はゼリーも栄養別に良いものが豊富ですごく飼育しやすいですね。

驚くべきは野生下での観察が2年、飼育下で5年、計7年も長生きさせています。
「君もクワガタムシになり切ろう」
と書かれていますがこんな気持ちで飼育できたらと思いますね。
以上ですがまた、山口進さんの本については書いていこうと思います。
おすすめです。

では。

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