オオクワガタは野外採集出来るのか。

オオクワガタ、天然個体1度は採集したいですね。
その採集した個体を累代していけたら幸せです。
ただ今現在、野外採集は雲をもつかむ事のように難しいです。

オオクワガタ 野外採集 不可能?

実際に今でも野外採集をおこなっている凄腕の方はいるようですが、
私には到底夢の話です。

私は小さい頃からクワガタが好きでクワガタムシの
図鑑を何度も何度も読んでいました。

そこに筆者の天然個体の採集日記が記されています。1979年の時点でこの筆者は野外採集を
試みるのですが、成虫は少なく採集はとても難しいと書かれています。

結局、この筆者は苦労の末に野外採集を成功させたのですが、この頃はオオクワガタは多分普通に生存していたのでしょう。

ただ、まだまだ生体の謎が多く採集が困難だったのだと思います。
当時、筆者は図鑑や専門書をかたっぱしから読み込んだそうですが、70年代後半当時の図鑑や専門書にはどれにも「成虫は少なく、生態は不明」
と書いてあったそうです。

飼育している方はお分かりでしょうがありえないくらい臆病かつすばしっこいです。
大型血統のオオクワガタは動きは鈍いですが、普通の70mm代のオオクワガタは
とてもすばしっこくなかなか活動をとらえる事ができません。

オオクワガタ 天然個体
80年代半ばから減少

その後筆者は野外でのオオクワガタの撮影、研究を続けるのですが、
1986年ころからオオクワガタはなかなか発見できなくなったそうです。
1986年とは第一次オオクワブームです。

それまで専門家しか知りえなかった採集場所、採集方法が公開されました。
それに加え、1988年にはマツクイムシが増えたため、多量の農薬が空中散布されました。
もちろん、クワガタムシにも影響があったと思われます。

雑木林自体も年々減少していきます。
筆者は1988年の暮れに兵庫県の雑木林に撮影に向かったのですが、
この時にはオオクワガタは一匹も見つからなかったと書いてあります。

筆者はオオクワガタはどこかに生き残ってて自然が再び戻って来る日を
じっと待っいて欲しいと結んでいます。

オオクワガタ 90年代の大ブーム

しかし皮肉な事に1980年代後半から
1990年代後半に本格的なブームがやってきます。「黒いダイヤ」とか呼ばれてた時期ですね。

当然、お金になるので乱獲は進みます。
1999年には80mmオーバーが菌糸ビンによって作出され、1000万円の値段がついた!
などのニュースが飛び交っていました。

同時に1999年には外国産のクワガタの輸入解禁により、過度なオオクワブームは
終焉を迎えるのですが、この80年代後半から90年代の後半の10年にかけて自然界の
天然オオクワガタはほぼ取り尽してしまったものだと思います。

一部の個人採集家が採集するのと、方法も規模も違いますからね。
オオクワガタを採集して大儲けした業者もいたでしょう。

2000年代前半にはムシキングブームなんてものもありました。
1999年に外国産昆虫の輸入解禁の流れによるものだと思います。
(この辺り、随時加筆、修正していきます。)

今現在でも天然個体は存在するでしょうし、
採集をなさっている方もいますが、オオクワガタが
また普通に自然界で生息出来る環境が戻ってくれればと思います。

自然界に普通にオオクワガタが存在するなんて夢がありますからね。

では。

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